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耕友会コンサート2017に行ってきた

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2月11日 第八回耕友会コンサート「明日に向けて」に行ってきました。

第一部

  • Gaia Philharmonic Choir
    • 千原英喜 作曲「おらしょ」
  • Avis Libera&Ensemble Gione
    • 松下耕 作曲『Tota pulchra es』
    • 松下耕 作曲「愛し続けていることを」より『気づいた』
  • The Ladies' Vocal Artists Antheia
  • レディースシンガーズSophia
    • Orlandus Lassus作曲『IN PACE』
    • 松下耕 作曲『光が』
    • Francis Poulenc(プーランク)作曲『Ave verum corpus』
    • 松下耕 作曲『あわ雪』『そらまめ』
  • 休憩(15分)
  • インターカレッジ男声合唱団Voces Veritas
    • Kodály Zoltán(コダーイ)作曲『Fölszállott a Páva』
    • Eric Whitacre(ウィテカー)作曲『Lux Aurumque』
    • 松本望 作曲「天使のいる構図」より『V. Finale』
  • みなみ野キッズシンガーズ
    • 長崎県わらべうた『たばこ一本落とした』
    • 東北地方わらべうた『ほたるこい』
    • Charles Francois Gounod(グノー)編曲『Ave Maria
    • 松下耕 作曲『わたしたちは花となり』
  • Brilliant Harmony
  • 合同演奏

前半は全体的に女声合唱が多かったです。(混声1、男声1、あとは女声と同声)

第一部第一曲目からしてガイアの「おらしょ」という、まあ大変な曲順だったのですが、続く団も負けず劣らずの名演を繰り広げていました。 結成から数ヶ月とかの団体もあったり、4歳のお子様もいる児童合唱団もあったのですが、どの団体もそれを思わせない演奏は流石でした。

演奏曲目の字面だけ並べると強烈なインパクトを放っている『牛丼屋夜間アルバイト』Brilliant Harmony第26回コンサートで初演された曲です。私も初演を聴いたのですが、まさに名演再びという感じ。 当時はちょうどすき家のワンオペ問題がタイムリーに問題に上がっていたこともあり大変な話題を呼びましたがそれとは関係なく、また別の視点から社会の闇にスポットを当てた大作です。

ちなみに超余談ですが、初演当時問題に上がっていたすき家はその後業務改善により業績回復したとのことです。良かったですね。 昼飯は勝どき駅前の松屋でしたが。

toyokeizai.net

第二部

  • インターカレッジ女声合唱団Voces Fidelis
    • Kodály Zoltán(コダーイ)作曲『Esti dal』『Ëgyetëm,bëgyetëm』『Angyalok és pásztorok』
    • 松下耕 作曲 4つのモテットより『Haec dies』
  • Chamber Choir VOX GAUDIOSA
    • Meredith Monk(メレディス・モンク)『Panda ChantⅡ』『Other Worlds Revealed』『Travellers4 /Churchyard Entertainment』
  • Voces Dulcis&Lucis
  • 休憩(15分)
  • 東京レディースコンソート”さやか”
    • Raymond Murray Schafer(レイモンド・マリー・シェーファー)作曲『Ariana’s Lament』『Lu-li-lo-la』
  • Collegium Cantorum YOKOHAMA
    • 高田三郎 作曲「内なる遠さ」 より『飛翔-白鷺』『燃えるもの-蜘蛛』『己れを光に-深海魚』
  • TAIWAN台湾耕友会
  • 合同演奏
    • 松下耕 作曲『Cantate Domino in B♭』

これだけ様々な団体がありながら団によって演奏に様々な味があるので、次はどんな歌声だろうかとわくわくしながら聴いていました。 耕友会は同じ松下耕を音楽監督に置きながら、一貫している音づくりと、団によって変えている部分と、あるように思います。

一貫していると言えば、「言葉を大切にしている」とコンサート中にも何度か案内されていましたが、それを強く実感したのが台湾耕友会の演奏。 『今、ここに』という言葉が非常に重要な曲を選んでおきながら、日本人が聴いても全く違和感のない(むしろ日本人でありながら日本語に聞こえない演奏を何度も聴いたことがあります)演奏に仕上がっていました。 この実力はさすが。

その対極に位置するのがガウディのモンクだったと思います。 歌詞だとか、旋律とか、そういったものから一段抽象的な世界に昇華した「声」の演奏を楽しむことができました。 言葉を突き詰めた先にあるのが歌詞の無い合唱というのが、また面白いですね。 (もしかしたら何かものすごい深い意味のある言葉なのかもしれませんが)

第一部、第二部ともに、クロージングの合同演奏は150人超の大人数による演奏で、凄まじいパワーがありました。 少ない団体でも10人はいた覚えがありますが、やや少人数から超大人数まで様々な演奏を、すべてハイクオリティで聴くことができて幸せでした。

その他

耕友会はチラシやパンフレットも相当こだわっていて毎回楽しみにしているのですが、今回は特にWebサイトが素敵でした。

「明日に向けて」 | 第八回耕友会コンサート

私は仕事柄Webサイトの出来はめちゃくちゃ気になるのですが

などと、結構イマドキの技術を持ったプロが作っている事が垣間見えます。

バックエンドの技術を見ても、エックスサーバー上にWordPress(CMS使うまでもない気はしますが)を載せていたり、「kc8.koyukai.info」という恐らくこの演奏会専用であろうサブドメインを切っていたりと、ちゃんと作られていることがわかります。 SSL取っていれば完璧でしたが。

シンプルですが、チラシと同じくらいこだわって作ってある事が伺える素敵なWebサイトです。

アンケートについて

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会場では普通に紙のアンケートが配られていたのですが書き忘れてしまいました。 なので、こうしてブログに感想を書いてTwitter広告でも打って、SNSと金の力で解決を試みます。

さてうまくいくでしょうか。ちゃんと関係者様各位に届きますでしょうか。

なお集計担当者様のもとまでたどり着くことが出来たときのために書いておきますが、当方この演奏会は耕友会公式のfacebookページにて知りました。 チケットの価格設定については東京までの旅費に比べると誤差みたいなものなので何とも思いません。むしろ関西とかで開催してくれると嬉しいです。

その後

そのまま1泊して、パナムジカフェア開催中のヤマハ銀座店に遊びに行きました。 おわり。